フラペチーノの気づき日記

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「IQ」とは異なる知能指数「EQ」 part2

こんにちは

 

前回、予告した通り「EQ」と「IQ」の関係について書いていきます😊

 

「EQ]と「IQ]の相関関係を書く前に、そもそも「IQ」とは「知能に関する指数」です。大別すると、「適応力」「高等な知的能力」「学習能力」に分類できます。IQは主に「学習能力」に関する知能です。「物事をどれだけ正確に処理できるか」「素早く記憶できるか」といった事柄を測定します。

 

 

「EQ]と「IQ]の相関関係

『EQ〜心の知能指数』は、EQの概念を社会的に広く知らしめるきっかけとなった、アメリカの心理学者ダニエル・ゴールマン氏の本です。この著作の中で、衝動を抑える能力とIQやEQには関係性がある事実を、マシュマロテストの事例をもとに紹介しています。

 

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【事例】マシュマロテスト

マシュマロテストとは、1960年代にスタンフォード大学の心理学者ウォルター・ミシェルが大学構内にある附属幼稚園ではじめた心理実験です。

 

研究対象

主に大学の教職員や院生らの4歳の子どもたちが、社会人にるまで追跡調査しました。

実験内容

4歳の子どもに、実験者が次の内容を伝えます。

 

「ちょっとだけ、おつかいに行ってくるからね。おじさんが戻ってくるまで待っていてくれたら、ご褒美にマシュマロを2つあげる。でも、待てなかったらここにあるマシュマロは1つだけだよ。その代わり、今すぐ食べてもいいけどね」

 

実験者が戻ってくるまでの15分〜20分で、子どもがマシュマロを食べるのを我慢するか、待たずに食べてしまうかを調査します。

 

実験結果

十数年後、園児たちが社会人になった時点で実施された追跡調査により、即座にマシュマロを手に伸ばしたグループと、実験者が戻るまで我慢できたグループの間では、情緒や社会性において劇的な差が生じていました

 

マシュマロを我慢した子ども

4歳のときに誘惑に耐えられた子どもは、青年になった時点で高い社会性を身につけ、対人関係に優れ、きちんと自己主張ができ、人生の難局に適切に対処する力ついていると判明したのです。高校を卒業する時点で、感情に関する側面だけでなく、学業面・経済的豊かさでもはるかに優秀だとわかりました。

マシュマロを食べた子ども

マシュマロにすぐ手を伸ばした子どもたちには、マシュマロを我慢できた子どもたちに見られたような長所がそれほど認められませんでした。対人関係を避けようとする姿勢が目立ち、小さな挫折にも動揺を見せたり感情の起伏が激しかったりする傾向が明らかになったのです。

 

マシュマロテストからわかること

幼少期に身につけていたほんの小さな自己コントロール力の有無が、成長にともなってその子供の人生に学業及び経済的豊かに大きな差を生みました。つまり、EQの高さとIQの高さは相関関係があると言えます。

 

 

さらに、生涯にわたってほぼ変わることがないと言われるIQとは異なり、EQは持って生まれたものでは無く学ぶ事のできるスキルです。誰でも訓練で伸ばせると判明しています。

 

私自身もEQスキルを学んで、実践していきます。

 

では、また👋